境界性パーソナリティ障害の二極思考
境界性人格障害の定義を初めて読んだとき、あまりにも当てはまりすぎてて(私の場合は軽度でボーダー傾向の部類だけど)、自分だけがそうなんじゃないんだ、私って特別じゃないんだ、こういう人って世の中にわんさかいるんだ、なーんだ……と思いました。
— Trich SHG (@trich_japan) 2015, 9月 13
境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害とも言う。英語ではボーダーライン。)のチェックリストみたいなものが、たくさん世に出回っていますが、精神医療においてありがちだけど、チェックリストはけっこういいかげん。
けれども、このサイト↓は、まあまあ、まとまってるかも~。
※クリックでサイトに飛びます。
上記の症状の中でも、二極思考(下記)の権化のようなわたしでした。
あっ! 今も、その傾向は十分にあります。
あと、境界性の人は、希死念慮がすごいと一般的には言われますが、
私の場合は、希死念慮は一度もなかったです。
だから、私は自分のことを、ボーダー傾向だと思っています。
本格的ではないけど、その傾向は十分あるということです。
抜毛癖の症状がなくなると、このあたりがむくむくと出てくる可能性もあるので、
今から、ボーダーラインの傾向を知りつつ、対策を立てましょう☆
勇気がないのは抜毛癖のせい?
人生の困難に立ち向かう勇気がないこと……
人生が思い通りにいかないこと……
のすべての原因を抜毛癖に求めていませんか?
抜毛癖のせいにしていませんか?
神経症の症状はほんとうにさまざまですが、抜毛癖とも共通しています。
これは必聴☆
薬剤師は薬を飲まない
数日前に購入しまして、あと10ページくらいで読了です。
私、かなり同じこと言ってるし、考えてるし、ツイートしてるけど、
薬剤師って肩書きはやはり大きい。。。いーなぁー。
なんてことも思いますが、ほんとにまじめにちゃんと書かれている本です。
もう2年くらい前に出版されてたのね。
うっすらとこの本の存在は知ってはいたのですが、やっと読めました~。
ぜひご一読を~。
著者の動画もあります🎵
自助グループの定義
お恥ずかしながら、最近やっと気づいたのですが、
自助グループとはどういうものか?についてちゃんと書いてなかったように思います。
そんなわけのわからないものに参加するより、精神科に行ったほうが手っ取り早そう、、、
と思う人がいらっしゃるのも無理ないなと思うので、以下、自助グループについて、ネットに掲載されている論文やネットのリソースから引用します☆
自助グループの定義:
◆メンタルヘルス関連の自助グループ(じじょグループ、Self Help Group)とは、なんらかの障害・困難や問題、悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団。その問題の専門家の手にグループの運営を委ねず、あくまで当事者たちが独立しているというのが特徴的である。
◆専門家の助けを借りず、自身の問題を当事者で解決するグループ。
◆私たちは人生の中で病気や障害などさまざまな困難に出会い,時にはその困難の大きさに圧倒され絶望することもあるが,その時,同じ困難を持ちつつ生きる人々と出会うことができれば,大いに励まされ生きていく勇気を得ることができる.このように共通の障害や病気,生きていく上での問題を抱えた人同士が,自らすすんで自分の気持ちや体験,情報などをわかちあうために集まったグループのことをセルフヘルプ・グループ( Self-Help Groups / Self-Help mutual aidGroups;以下SHGと略す)という.
◆SHGでは,メンバーが抱えている問題のとらえ方や解決方法についての考え方が,専門職(=精神科医のことです)とは異なるという点がある.専門職は,患者やクライエントの問題を,異常なもの,治療すべきものと考えるが,SHGは問題状況をあくまで正常(ノーマル)なものの一形態としてとらえ,環境や関係を変えるだけでもかなり改善できると考える方向性である.
※セルフヘルプグループは、自助グループと同義です。引用元URL:
セルフヘルプ - Wikipedia
https://www.ishikawa-nu.ac.jp/pdf/kenkyu/01_09.pdf
自助グループ - Wikipedia
始まりはアメリカ!
意外と歴史は古く1935年までさかのぼります!
詳細はこちら→アルコホーリクス・アノニマス - Wikipedia
アルコール依存症のビルさんと、同じくアルコール依存症のボブさんの出会いが、
自助グループの始まりと言われています。
自助グループの効果
同じ症状を持ったもの同士が集まるだけで、酒をやめていく人がどんどん出てきたのは事実です。これは精神医学の敗北と言われたほどの出来事だったみたいで、精神科医なら誰でも知っていることなのですが、うーん…、あんまりおおっぴらには言わない先生多いのかな?なんせ敗北ですからね…。ドクターである自分たちは無力で患者を治せないのに、患者が勝手に集まって勝手に治っていくというのは、どうしても屈辱なんだって。プライド高いですからね。あ、でも、アル中担当の精神科医は自助グループに頼らざるを得ないので、アル中の精神科医は自助グループの効果についてはきちんと肯定されているような気もします。アルコール依存症の話ばかりしていますが、アルコール依存症分野がすべての基礎になるんです。ちなみに共依存もアダルト・チルドレンも、アルコール依存症分野から生まれた言葉でした。もちろん他のアディクション(抜毛癖含む)にも応用可能です。
自助グループに参加すれば、参加者全員の症状がすぐに止まる!とは言い切れません。摂食障害の自助グループのNABAに通い続けているけど、症状は良くならないという話も聞いたことがあります。けれども、ケースバイケースですが、人によっては、ピタッと止まっちゃう人はいると思うんです。その可能性を秘めているのが自助グループのミーティングだと思うので。。。
以上、よく読んでいただき、自助グループのミーティングにぜひ参加してください🎵