厄落とし、憑き物落とし
前回続き。
歩こう!
なんてことをご提案すると、いよいよ、とち狂ったか?とか、ナチュラリスト・キ〇ガイ!なんてことを言われそうですが、四国のお遍路さんもロングトレイルと考えると、おそらく昔から、人は、長い道のりを歩いてたんですよね。そもそも、移動手段は徒歩しかなかったわけですし。。。
仏教のお遍路、キリスト教の巡礼道、などの宗教的なロングトレイルについては、全然詳しくないのですが、おそらくそれらの道を歩く理由って、「厄落とし」や「憑き物落とし」だったと思うのです。
ですので、
厄=抜毛症や家族?
憑き物=抜毛症や家族?
ということになると思うので、ぴったりだと思います。
四国のお遍路の全長は1100~1400キロらしいので(なんでこんなに幅があるの?)
私に会うまでの1600キロと近い!(誤差が200~500キロというのもすごいですが…)
私に会うためには、1000キロ越えは当たり前なのかもしれません。
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私は、近々、熊野古道に行こうと思っています。
こういうの見てると挑戦したくなりますね。
「自然」という状態に戻るには
前回の続き。
自然でない環境で育つ
↓
自然でない行いに発展 (=抜毛症 発症)
↓
自然でない混乱を生む ( ← イマココ???その① )
↓
自然でない混乱の中で、自然でない薬に手を出す( ← イマココ???その② )
ここまで不自然な人が、自然回帰なるものを、自然にできるか?
それはかなり難しいと思います。
自然に、、、ではなく、
かなり意識しないと、自然に戻ることはできないかもしれません。
自然に戻るには?
単純ですが、自然の中に行くしかないと思います。
そこで、いくつか自然に戻る方法を考えました。
① 歩く
② 呼吸する(吸うほうメインではなく、吐くほうに重点をおく)
③ ファームステイ
④ 源泉かけ流しの温泉
⑤ 乗馬
⑥ 滝行
詳細は以下に。
①手始めに家の周囲を少し歩くだけでもいいかもしれない。できれば林や森の中がいいのでしょうが、私のまわりに残念ながら林も森もないです。もし近くに林などあれば、そこを歩いてみてください。
また、別の切り口で、旅行もかねて熊野古道を歩いてみるとか、あと、ロング・トレイルを歩くのもひとつの方法かと思います。ロング・トレイルと言えば、なんと言っても、映画『わたしに会うまでの1600キロ』です。原題はそのまんま『WILD』。パシフィック・クレスト・トレイルを約1000マイル(つまり約1600キロ)歩いた女性の実話を元にした映画です。
自然に自然回帰なんてできない。ここまでしないと自然と一体化することはできない。ここまでしないと私には会えない。というのがよく描かれている映画かと。これやったら治ると思うよーと、ゲンキンなことをついつい言ってしまいそうになります。
ソローのこの本も気になる。読んでないけど。
②呼吸については、今、私がカルチャーセンターにてクラスを受講中なので、ついついおすすめしてしまう。加藤俊朗先生(がカルチャーセンターの私の先生)の話を聞くと、これみんなやったほうがいいんじゃないの?と思います。まずは本から入ってみるのもいいかもしれません。
③については、自然の中に行くという目的もありますが、自分の家族と離れてみるひとつの方法としていいかもしれない。北海道 ファームステイ - Google 検索
④ポイントは、絶対に源泉かけ流しです。循環ろ過の温泉は"まがいもの"で自然ではないので、事前によく調べましょう!♨
⑤動物とふれあうのはいいと思う。うちのねこちんも生まれたときから家猫ですが、野生の部分が多く残っていて、観察していると、いろいろ参考になります。
乗馬については、安冨先生がホースセラピーをお勧めしていたので、これもいいかもしれないです。
⑥そのまんま、滝行です!
なんでもそうですが、1回こっきりではなく、続けていくのが大事なのかなと。
ただし、ロング・トレイルは、そうそう繰り返しできるものではないと思います。その1回こっきりで、続けざるを得ない環境に無理やり放り込まれるといった感じかな?だから、効率がいいと思うんですよね。医者にいくより、よっぽどいいと思う。でも、映画に触発されて、「パシフィック・クレスト・トレイルを、私も歩きます!」となっても、絶対に無事に日本に帰ってきてね~。日本に無事帰国して完結するので。
自然でない行いは、自然でない混乱を生む。
自然でない行いは、
— 本質つぶやきbot (@natulaboBOT) 2018年1月21日
自然でない混乱を生む。
-シェイクスピア
シェイクスピアの戯曲、『マクベス』の一節だそうです。
抜毛症の人は、今まで、極めて不健全というか、子どもが育つ環境としては、あまりふさわしくない環境の中で育ってきて、でも、それをなんとか立て直そうとして、髪を抜くわけですが、立て直す、もしくは、軌道修正、もしくは、バランスをとるためにしているはずの「髪を抜く」という行為が、さらなる混乱を招くのです。
自然でない環境で育つ
↓
自然でない行いに発展 (=抜毛症)
↓
自然でない混乱を生む ( ← イマココ??? )
とにかく、キーワードは自然なのかなと。
ナチュラルでも、野生でも、いいです。
不自然の極致に陥っている場合は、自然回帰しかないと思うんですよね。
なので、2018年は「自然に戻る」をテーマにされるのもいいかもしれません。
自然に戻るって?どういうこと?について、ちょっと考えてみてください。
次回のエントリーで、いくつか自然回帰の方法について、ご提案させていただきます!
ウエスタン Vs. イースタン
西洋の考え方と東洋の考え方の大きな違いのひとつは、自然や病気を人間と対立するものと考えるかどうかだと思います。
— 自然農bot (@shizen_no) 2018年1月27日
言うまでもなく、
西洋の考え方が「対立」ですね。
病気を、というか、症状を、自分と対立するものと考える。
西洋医学の基本もこれ。
ここから派生して、病気や症状は悪いもの ⇒ 排除すべきもの、敵、取り除くもの、という考え方になるのでしょう。
がんの治療等で顕著ですが、西洋医学そのまんまですね。
私は、例えば「抜毛癖」を、
自分と「対立するもの」や「敵」と考えると、なかなか本質が見えてこないと、思っています。
それに、そもそも、私たちって西洋人じゃないしねぇ。。。
あと、自然農bot おすすめです。
最近のお気に入り。
症状はメッセージ
この本に、
症状はメッセージ、なのだと、のっけから書いてあります。
つまり、
抜毛症もメッセージ、ということでよいとおもいます。
私個人の備忘録として、著者の斎藤学せんせのツイートを以下に集めました。
キーワードは「症状」と「メッセージ」!
『症状に隠されている本当のメッセージ』それを知るところから、問題の解決は始まります。しかし、通常それらを知るのは本人だけでは相当困難なことです。斎藤学ネットグループカウンセリング http://t.co/9lTmTtHlCl #acjp #menhel
— IFF Co.,LTD. (@iff_co_jp) 2015年10月2日
過食/拒食、怒り、不登校、リストカット、アルコール依存、暴力など、心の問題を原因とした症状は様々な形をとって表れてきます。一見「問題行動」にしか見えないでしょう。しかしこれらの症状の裏側には、必ず何らかの「メッセージ」が隠されています。斎藤学
— IFF Co.,LTD. (@iff_co_jp) 2016年3月25日
それにしても患者と呼ばれる人々は、なぜ症状行動にしがみつくのか。おそらく症状が患者から「患者を取り巻く人々(特に家族)」へのメッセージになっているからだろう。☞「家族依存のパラドクス」(斎藤学)http://t.co/LNeepplN
— IFF Co.,LTD. (@iff_co_jp) 2012年12月14日
アディクションは厳密な意味での病気ではありません。
— IFF Co.,LTD. (@iff_co_jp) 2010年8月18日
それはあなたに宛てたメッセージ(伝言)なのです。
「過食」という行動は言葉にするなら、「お母さーん」という叫びです。
ですから、あなたの目の前では症状が軽くなるはずです。
斎藤学 http://bit.ly/cNkx4n
主体が意識している他者へのメッセージは「要求」であるし、半ば気づいているものなら「愁訴」である。まったく気づいていない(ないし気づきたくない)メッセージは「症状」と呼ばれる。(斎藤学「家族という名の孤独」P185) http://t.co/tCCHZVLj
— IFF Co.,LTD. (@iff_co_jp) 2011年12月2日
こういうのみてると、医学というよりは、哲学とか、禅問答とか、そっち方面から攻めたほうがいいかもしれないですね。
どうしても、病院で治るわけないじゃん!と思っちゃうのです。ツイッターで、病院に行ったほうがいいですか?とか聞いてる人、けっこうたくさんいらっしゃるような気もするのですが、ほんと溜息しか出ない。てか、そんなに行きたいなら、ツイッターで聞く前に、自分で決断して勝手にいきゃーいいじゃん、、、とすら思う。偶然目にすると、ほんとたまるんですよね、いろいろ。話聞いてもらえて楽になるのなら、それはそれでいいんですが、効力2-3日程度じゃない?
ほんで、
メッセージであり、かつ、ダミーであると、、、
頭の中が、こんがらがる?
こういう問題(超難問!)を解くには、
やっぱり、10年とか、15年とか、普通にかかるのかもしれません。
抜毛行為がなんなのか(意味とかメッセージとか)?をわからずして、治りませんよね、ふつう。
— Trich SHG (@trich_japan) 2017年11月5日
ダミー(=本物の替わりとなるもの。見本。模型。モデル人形。替え玉人形。マネキン人形)
と戦っても、そりゃ、治らん。
抜毛症は<ダミー>ですからね。
このダミー、ホンモノと見紛うほどに、精巧に良くできており、多くの人が「ダミー(抜毛症)が敵なのだ」と、間違う気持ちもよくわかる。
— Trich SHG (@trich_japan) 2018年1月16日