トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

親子関係

主語を付け、丁寧すぎるくらい丁寧にしゃべる

お母さんと呼ぶのをやめましょうと以前書いた(「お母さん」と呼ぶのをやめてみる - Trichotillomania101)のですが、その続きで、家族としゃべる際に、他人としゃべるときのように丁寧すぎるくらい丁寧に話そう…というご提案です。これは、諸事情で家を出る…

なんで?どうして?

自分に起きた、髪を抜く現象。その現象に抜毛癖という名前がついてから、なんで?どうして?こんなことになっているんだろう?と考えずに、そこをすっとばして、「私やめます!(宣言)」「私やめたいと思ってます!(宣言)」「私ちゃんと治します!(宣言…

ツイートツイート

先月、ネットの通信がなぜかずっーと超低速で、ブログを更新したくないわけじゃないのですが、なかなか更新できませんでした。あの状態で料金取られるの納得できない…。ツイッターは常時更新中です。もしよろしければフォローしてみてください〜。手始めに5…

病気、心の病、精神疾患、精神を病んでる、Disorder の使い分け

抜毛癖をどのようにとらえるかは、その場その場で変えてもいいのではと思います。 ◆ お店でウィッグを買うときは、「病気」「薬の副作用」「抜毛癖という病気」などと言う。◆「精神疾患」と言って、あなたの親が動ずる人なら、「てめーらのせいで、こうなっ…

お金について考える - その2

お金で解決できることはある。これは事実で、私も完全に同意します。 この本は、そういうこと(=お金で解決できることはある!ということ)を書いているんじゃないのかな…と思いました。 呪詛抜きダイエット 作者: 田房永子 出版社/メーカー: 大和書房 発売…

お金について考える

みなさんは、あまり意識したことないかもしれないけれども、お金の使い方や、お金に対する感情とか、お金の稼ぎ方とか、お金の貯め方とか、お金に関しても、ぶっちゃけ、死ぬほど親の影響を受ける……とはよく言われます。 良い影響だったらいいんですよ。でも…

基準は親を超えること

最近はパタッと来なくなりましたが、以前は、「抜毛癖を治してくれる病院を教えてください!」というメールを本当にたくっさんいただきました。(あのー、私のブログ読んでくれてます???私、病院に行ったことないんですよ。。。。)と思いつつ、また聞か…

すべて実話の衝撃

田房永子さんの最新刊です。今回もとても面白い☆感想:やっぱり家の中は、無法地帯&治外法権 でした。うちの母ってヘンですか? (Akita Essay Collection) ぜひぜひ読んでみてください〜♬

自分のない人

久々に人生相談聴いたら強烈な人がいた!【相談内容】相談者36才男性 妻34才 子供11才 9才 5才1週間ほど前突然、妻から離婚したいと言われるも、相談者の夫である男性は離婚したくないとのこと。 http://youtu.be/dAO5TKJk6jA 世間の常識にきちんと則って生…

『依存症』 と「NABA全国出前2014」

久しぶりのブログ更新。契約しているプロバイダのデータ通信量が毎月7Gを超えると、超低速になってしまい、ブログも更新できない状況になるので、月末に近づくにつれブログを更新できなくなるという裏事情がありまして。毎月7Gじゃ全然足りないという、ネ…

サバイバーとスライバー

なるほど、と思ったので共有させていただきます〜。サバイバー:生き残った人(※ サバイブ【動詞】生き残る)スライバー:成長した人(※ スライブ【動詞】成長する) とのこと。ザバイバーとスライバーの定義、意味の違いなどは、知っておいたほうが、頭の中…

最後は知力がものを言う

最後は知力がものを言う…らしい。他の誰でもなく、自分の知力です。本の中の、信田さよ子せんせの戦慄の発言! 最後は知力ですよ。カウンセリングを受けていてもバカな人はダメ。絶対ダメ。それは学力なんかじゃなくて、知力。(抜粋:マンガ 子ども虐待出口…

「お母さん」と呼ぶのをやめてみる

たまたまこれら2冊が、お母さんと呼んでいないので、ファースト・ネーム(下の名前)で呼ぼう!(まぁ、実際に呼ぶのではなく、下の名前で、定義し直そう!という意味ですが…)というご提案です。お母さんではなく、ひとりの(不完全な)おばさんとして定義…

夢の中での、やっちまった感

以前、毒母持ちの娘さん(仮名でAさん)とツイッター上でやり取りしたことがありました。Aさんは家を出て、一人暮らしをしていたのだけれど、実家に置いてきた(置いてこざるを得なかった)飼い猫1匹が、毒母と二人暮らしになったとたん、毛がバッサーと抜…

他人の悪意にも、自分の悪意にも、弱い&慣れていない

あなたの心の中にもあり、そして他の誰の心の中にもあるネガティブな感情⇒悪意、嫉妬、蔑み、憎しみ、恨み 自分自身でもなかなか気づけないのですが、実は、家庭環境や生育環境によって、かなりコントロールされてしまう感情です。(例えば、親を憎んでしま…

料理ができなくなった理由

東京に出て来て、一人暮らししてからも料理はやっていたほうでした。料理本も読むのは好きだし、なんだかんだで持ってるし。 でも、なんとなく、なーんもしたくなくなっちゃって、約2年くらいまったくと言っていいほど料理はしていませんでした。2年も料理…

アディクション①〜⑤

メモがわりアディクションのメカニズム。 ①強迫・反復的で、②衝動的で、③充足が困難なほどに貪欲であり、④その行為が行為者にとって自我親和的(心地よい)であって、⑤それを行う個体、ないし対象となる個体に有害な作用を及ぼす。(『DSM-5とアディクション…

一見まともでも、相当なもの

抜毛癖の子を持つ親には、熱心に子の抜毛癖を治そうという感じの人もいるし、ほったらかしの親もいますし、他のパターンもあるかもしれないけど、私的には、これらの親たちにはあまり大差はなく、共通しているのは、これです↓。これに尽きるのかな。 子ども…

顔が尋常じゃない

2分55秒の女の子、髪だけじゃなく眉毛も全部抜いてる。たぶん睫毛も抜いてる。私も、右の睫毛全部なくなったことあるけど…。(右手でするという単純な理由。) 私、この動画見るたびに、エビデンスなんかどうでもよくなって、120%親のせいだと確信します。 …

失恋して落ち込むとか、たぶん起き得ない。

恋愛や結婚は、親子関係の代替であり相似形(※下記、斎藤先生のツイート参照)であるということが腹落ちしてしまうと、もう、恋愛もういいかも…と思うようになっちゃうし、恋愛で落ち込むとか…ないな…と思うようになっちゃいました。 配偶者は得てして「母な…

DSM-5

DSMとは、精神障害の診断と統計マニュアル(せいしんしょうがいのしんだんととうけい マニュアル、Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders → 略してDSM)のことです。アメリカ発ですが、世界中で使われている精神障害の診断マニュアル。(ほ…

親密圏での性的虐待

公共圏と親密圏のエントリーで、家の中では、裸になろうが、セックスしようがOKと書きましたが、大人だけならそれもありです。 けれども、子どものいる家庭では、事情が違ってきます。子どものいる家庭では、親は性的な空気を漂わせてはいけない。これは大原…

親はATMにできても、男はATMにできない!?

今、ワイドショー的に騒がれている、武田久美子さんの離婚について、離婚の原因が、アメリカ人の旦那さんから、「なんでもいいから働いてほしい」と言われたことに対し、武田久美子さんは専業主婦願望が強かった、とも報じられています。 うーん…アメリカ人…

社会的に正常でも、家の中で正常とは限らない

前回続きです。----------------------- 自分の父親や母親が、どう見ても、どう考えても、社会的に正常な人にしか見えない。こういう人はとても多いです。 ですが、下記の図を用いると、結構簡単に説明できますよ。 正常にしか見えないお父さんとお母さんは…

国家、公共圏、親密圏 の 図

知ったばかりの知識です。下記図はなかなかわかりやすいですよ〜。 国家とは、そのまま国のこと、日本のこと。公共圏は、そのままパブリック。外の世界のこと。家から一歩外に出た空間。親密圏は、家族のこと、家庭内のこと。プライベートな空間。お風呂に入…

ザックJAPAN 予選リーグ敗退 / 監督と選手の関係について

監督と選手の関係は、完全に同質のものではないけれども、親子関係と似ている…と思ってしまうのです。 サッカーのことは、よくわからないのですが、それにJFAが選んだ人ですから、そこにケチつけても意味ないということになるかもしれませんが、予選リーグ敗…

8才女児の症例報告 from スペイン

髪は抜いてたけど、私は食べたことはありません。ですので、正直、抜くまではわかるのだけど、抜いてから食べるという行為は、私にとっては未知の領域なのです。髪は抜いてもいいし、抜毛を無理にやめなくてもいいと私は言うけど、抜いた髪を食べちゃうと、…

猫が来た

東京都動物愛護相談センターというところの譲渡会で猫を譲ってもらいました!上記センターには獣医さんも常駐されているようで、獣医さんから、譲渡の前に、約1時間の講習を受けます。講習の中で、以下のようなことを教えてもらいました。 ----------------…

雪かき仕事と労働の義務

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫) タイトルからは想像できない?かもしれないけど、この本は親子関係のことについて書いてある。 働かなくてもいいんじゃないの?と言ったり、労働は義務(←憲法にもあるし、この本にも書かれて…

ほぼみんなが働くことは良いことだと言うけれど…

前回続きで、考え方はなかなか斬新。詭弁にも聞こえない。「精神疾患をなめちゃいけない」と勝山さんも書かれていますが、精神疾患というのは本当に幅が広く深さも人それぞれなので、「治ることがすべてではない」というメッセージで救われる人もいると思い…