トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

時間をショートカット!


抜毛癖についてわかってるふうに書いている私ですが、
ある程度本当にわかるようになるまで、かなりの時間がかかっているのです。
精神を病むこと自体がジャーニー!😀
例えばこんな ↓ 感じ。。。 

 
--------------------------------------------
抜毛癖発症(17才・高校2年)
 ↓
抜毛癖という症状は治まる(意味深な言い方。抜毛やめてもボーダーに取って代わっただけとも言えます。)
 ↓
ネットで抜毛癖という名前を知る(25〜26才くらい?)
 ↓
関連本は一切読まず、精神科にも行かず、薬も飲んだことないけど、
抜毛癖という症状は、親のせいだと直観的にわかる(27才くらい。神憑り的?!)
 ↓
上京
 ↓
親と絶縁
 ↓
端折りすぎだけど、いまここ✌️
--------------------------------------------
 
今はインターネットがあるから、発症から抜毛癖という名前を知るに至るまで、
だいぶ短くなってきていると思いますが、それでも数年を要する人もいるかも?
私の場合は9〜10年かかりました。長いねぇ〜。この期間はほんとに長かった…。 
 
精神疾患の人はみんなそうだけど、渦中にいる本人は、自分が精神を病んでいるなんて、まず気づくことはできないので、症状の名前を知ったところで「はぁ、そうですか、抜毛癖っていうんですか…それで…?」程度の感想しかない人も多いのではないかと思います。
 
ましてや親のせいで抜毛癖になっているなんてことは、家族との生活のなかではなかなかたどり着くことはできません。
 
ですが、ブログに散々書いてると、親のせいだとあっさり認めてくれる人もいらっしゃいます。客観的に育った環境を振り返ると、ひいき目に見ても、やはり自分の親はとても変だった、とてもおかしかった、と認めてくれる人がいるのも事実なんです。
 
(暴論かもしれないけど、)なぜ髪を抜くのか?、とか、親のせい?、とか、親のせいではない?、とか、抜いた髪の本数を数えるとか、そこにたくさんの時間を費やすのは無駄なような気もします。確かにそれが必要な時期もあるのだろうけど、ずーっとやるのは無駄。(髪を抜くのをやめましょう、とか、髪を抜くのは無駄です。とは決して言ってませんよ。髪はいくら抜いてもいいのです。)
 
まぁ、永遠に生きれるのなら、堂々巡りもオーケーなのだろうけど、そうも言ってられないし、さっさと親のせいにしたほうが、その後のあなたの恋愛とか結婚は、(すぐに目に見えてうまく行く!とは言えないですが、)徐々にうまくいくようにはなると思います。


ということで、恋セクの文庫が出ました。
信田先生との対談は必読!おもしろかったです。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)