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トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

親密圏での性的虐待

 
公共圏と親密圏のエントリーで、
家の中では、裸になろうが、セックスしようがOKと書きましたが、
大人だけならそれもありです。

けれども、子どものいる家庭では、事情が違ってきます。
子どものいる家庭では、親は性的な空気を漂わせてはいけない。これは大原則です。
ですが、性的な概念・基準が、めちゃくちゃゆるい親は残念ながらいます。
プライベートな空間だからこそ、何をやってもいいと思っている、独自のとんでもない概念をもっている人たち。
こんなのが親だと、子どもはほんとに絶えられない。

子どものいる家庭では、性的な空気すら漂わせてはいけないのに、性的な概念がゆるい親が自分の子どもにまで踏み込んでやってしまうことが子どもへの性虐待。
性虐待というと、自動的に、「(強制される)性行為」しか連想しない人が多いのでが、幅も範囲もかなり広いのが現実です。性虐待の定義をもう一度。

 

◆ 性虐待【せいぎゃくたい】
上下の発生する人間関係で、上位の者がその力を用いて、下位の者の権利・人権を無視して行う、性的な侵害行為のこと。多くは家庭内がその犯罪の現場となり、加害者は実父・義父・おじ・兄・いとこ・祖父などである。家庭内暴力にはそもそも加害者に自覚のない場合が多いが、とくに性虐待はそれが顕著にあらわれる。身近な性虐待としては、風呂場を覗く、娘の身体に触る、子どもの面前でAV を見る、成人雑誌を居間に広げておく、といった行為も性虐待といえる。
 
◆ どこからがどこまでが性虐待か? 軽度〜重度まで。
  信田先生の講演で仕入れた情報から。
□ 軽度性虐待
行動としては、風呂場のぞき、トイレのぞき、幼い娘の裸の写真を毎日撮り続ける、大きくなってからも撮り続けるなどなど、
言葉も含まれます。例えば→ 「色気付いてきたな」「いいケツしてんな」「ブラジャー何カップ?」
言動以外も含まれます。例えば、いやらしい視線なども入るみたい。視線も完全にアウトです。
□ 中等度性虐待:(性器以外の)身体接触。ただ単にお尻を触ってくる以外でも、勉強を教えると言って後ろから覆い被さってくる。こたつの中で足をさわる、絡ませてくる。なども含まれます。
□ 重度性虐待:性器への接触。加害者が加害者の性器を見せる、触らせる。加害者が、被害者の性器を見る、触る。(重度性虐待の中の一部が"強制された性行為"です。)
 
男性側からの、
「軽度ならいいんじゃないのか?」「軽度くらいいいんじゃないのか?」
「減るもんじゃないし」「そんなのが"性虐待"に入るわけないじゃないか!」
というようなクソみたいな考え方があります。
(特に、日本人男性(全員じゃないのはわかってますけどね…)には、軽度ならOKなのでは?という概念が蔓延している。女性都議へのヤジ問題でも明らかになったように、日本では、公共圏でそれやってもOKなんじゃないの?という考え方すらあります。)

被害者も、軽度だったら、OKなのか???と、頭の中がぐるぐるしてしまうかもしれませんが、
軽度でももちろんダメです。
軽度の性虐待を受け続けると、まぁ娘は病むでしょうね。
摂食障害なり、抜毛癖なり、その他の症状なり、何かしらのかたちで、のちのち出てくると思います。
 
つまり、軽度も中等度も重度も
全部ダメ。全部アウト。
なんだけど、生まれたときから、こういう家だと、なかなか自分で判断をすることはできません。
 
自分の受けてきたことが、性虐待だったと、定義できるのも、早くて思春期以降。
遅い人だと、30代とか40代にならないと、定義付けできない人もいるほどです。