医者は原因探しをとても嫌うんです
前回ブログの続きです。
因果関係を考えよう!
原因と結果を考えよう!と書きましたが、
実は、多くの西洋医学のお医者さんはこの考えを嫌います。
例えばこの本↓
最初にこの本を手にとったときから、サブタイトルにものすごい違和感を覚えました。
原因探しよりも回復の工夫を……?????
オイ、オイ、
原因がわからないと、回復の工夫すらできないんじゃないの?
とも思うのですが、この著者の先生のみならず、一般的な精神科医に共通する考え方かもしれません。
西洋医学って、対症療法だからね。
原因とか、因果とか、どうだっていいんです。
むしろ、そういうめんどくさいものに関わりたくないというのが医者の本音なんです。
その点、親子関係を起因とする、AC(アダルトチルドレン)の概念は、対症療法とは真逆です。
1996年ごろから、日本で最初にAC概念を広めたお一人である、信田さよ子さんの講演は何度も聴いているのですが、ほぼ毎回仰ることは、この概念が出始めのころ、めちゃくちゃ精神科医からバッシングされたとのこと。
一部の精神科医を除き、今でも多くの精神科医はACが嫌いです。言わば、商売敵ですからね、当たり前といえば当たり前なんだけど、死ぬほど嫌っている人もいまだにいるだろうし、AC概念なんて、ないものとしている精神科医ももたくさんいると思います。
知識として知っておいてくださいね♪