『女子をこじらせて』からの脱出
アマゾン・エコー・ドットが激安で、ラジオを聞きたくて、結局買っちゃったのですが、(あーあ、アマゾンの思うつぼ、やだなー😩)なんと、キンドルの本も読み上げてくれるのです(キンドルの積読本もたくさんあるの)。それで、エコーの機械的な声で、たまたま、これ↓聞いちゃって、ぞっとしました。エッジきいてるふうの人たちですらも、こんなにもふつうのことしか言えないんだなーと。
ーーアレクサによる読み上げでぞっとした部分ーー
雨宮: さっき「長女」っていう話が出たけど、
久保: こじらせてる人って、みんな親のせいにはしてないと思う。
雨宮: 自分は自分でダメになった……(笑)。キツいわ〜。
『
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なんか、久保ミツロウさんと雨宮まみさんのこの対談、全部じゃないけど、部分的にかなりキツイ!機械的な声で聞くと、キツさが1000倍くらいになるような感じがする。
対談の中の親うんぬんについての私の感想は、「はいはい~、常套句常套句、みーんなこれ言うよねー」ってやつなんですが、久保ミツロウさんも、雨宮まみさんも、おそらくアダルト・チャイルド(AC)関連の情報をどこかで聞きかじって、本格的に勉強する気にもなれず、親のせいにすることを全否定!という感じなのかな?と想像します。私による、いいかげんな分析だけど。
でも、あちら側からすると、「最近、親のせいにする人多いよね~」という感じなのでしょう。
そして、親のせいにできなかった雨宮まみさんは自殺してしまった。この久保ミツロウさんの言葉:「自分は自分でダメになった」という定義、そうとうきついなと私は思います。子どものときからずーっと、自罰的な感情を抱えて育ってきた人に、まだ、自分のせいにしろというんだなーと……。
もちろん久保ミツロウさんのこの言葉のせいで、雨宮まみは死んでしまったのよー!なんてことは思いませんが、親のせい、親が起因で、死んじゃったんだろうな、とは容易に想像できてしまう。
ACは危険思想、と信田さよ子先生は言った。
そのとおりだと思う。危険思想だから、多くの人が避けてしまうのです。
過去記事もぜひ!
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