勇気がないのは抜毛癖のせい?
人生の困難に立ち向かう勇気がないこと……
人生が思い通りにいかないこと……
のすべての原因を抜毛癖に求めていませんか?
抜毛癖のせいにしていませんか?
神経症の症状はほんとうにさまざまですが、抜毛癖とも共通しています。
これは必聴☆
薬剤師は薬を飲まない
数日前に購入しまして、あと10ページくらいで読了です。
私、かなり同じこと言ってるし、考えてるし、ツイートしてるけど、
薬剤師って肩書きはやはり大きい。。。いーなぁー。
なんてことも思いますが、ほんとにまじめにちゃんと書かれている本です。
もう2年くらい前に出版されてたのね。
うっすらとこの本の存在は知ってはいたのですが、やっと読めました~。
ぜひご一読を~。
著者の動画もあります🎵
自助グループの定義
お恥ずかしながら、最近やっと気づいたのですが、
自助グループとはどういうものか?についてちゃんと書いてなかったように思います。
そんなわけのわからないものに参加するより、精神科に行ったほうが手っ取り早そう、、、
と思う人がいらっしゃるのも無理ないなと思うので、以下、自助グループについて、ネットに掲載されている論文やネットのリソースから引用します☆
自助グループの定義:
◆メンタルヘルス関連の自助グループ(じじょグループ、Self Help Group)とは、なんらかの障害・困難や問題、悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団。その問題の専門家の手にグループの運営を委ねず、あくまで当事者たちが独立しているというのが特徴的である。
◆専門家の助けを借りず、自身の問題を当事者で解決するグループ。
◆私たちは人生の中で病気や障害などさまざまな困難に出会い,時にはその困難の大きさに圧倒され絶望することもあるが,その時,同じ困難を持ちつつ生きる人々と出会うことができれば,大いに励まされ生きていく勇気を得ることができる.このように共通の障害や病気,生きていく上での問題を抱えた人同士が,自らすすんで自分の気持ちや体験,情報などをわかちあうために集まったグループのことをセルフヘルプ・グループ( Self-Help Groups / Self-Help mutual aidGroups;以下SHGと略す)という.
◆SHGでは,メンバーが抱えている問題のとらえ方や解決方法についての考え方が,専門職(=精神科医のことです)とは異なるという点がある.専門職は,患者やクライエントの問題を,異常なもの,治療すべきものと考えるが,SHGは問題状況をあくまで正常(ノーマル)なものの一形態としてとらえ,環境や関係を変えるだけでもかなり改善できると考える方向性である.
※セルフヘルプグループは、自助グループと同義です。引用元URL:
セルフヘルプ - Wikipedia
https://www.ishikawa-nu.ac.jp/pdf/kenkyu/01_09.pdf
自助グループ - Wikipedia
始まりはアメリカ!
意外と歴史は古く1935年までさかのぼります!
詳細はこちら→アルコホーリクス・アノニマス - Wikipedia
アルコール依存症のビルさんと、同じくアルコール依存症のボブさんの出会いが、
自助グループの始まりと言われています。
自助グループの効果
同じ症状を持ったもの同士が集まるだけで、酒をやめていく人がどんどん出てきたのは事実です。これは精神医学の敗北と言われたほどの出来事だったみたいで、精神科医なら誰でも知っていることなのですが、うーん…、あんまりおおっぴらには言わない先生多いのかな?なんせ敗北ですからね…。ドクターである自分たちは無力で患者を治せないのに、患者が勝手に集まって勝手に治っていくというのは、どうしても屈辱なんだって。プライド高いですからね。あ、でも、アル中担当の精神科医は自助グループに頼らざるを得ないので、アル中の精神科医は自助グループの効果についてはきちんと肯定されているような気もします。アルコール依存症の話ばかりしていますが、アルコール依存症分野がすべての基礎になるんです。ちなみに共依存もアダルト・チルドレンも、アルコール依存症分野から生まれた言葉でした。もちろん他のアディクション(抜毛癖含む)にも応用可能です。
自助グループに参加すれば、参加者全員の症状がすぐに止まる!とは言い切れません。摂食障害の自助グループのNABAに通い続けているけど、症状は良くならないという話も聞いたことがあります。けれども、ケースバイケースですが、人によっては、ピタッと止まっちゃう人はいると思うんです。その可能性を秘めているのが自助グループのミーティングだと思うので。。。
以上、よく読んでいただき、自助グループのミーティングにぜひ参加してください🎵
嗅覚を侮るなかれ
下記の人生相談に、幼児教育研究家の大原敬子先生のアドバイスで、
香水か、オーデコロンを、夜、寝る前につける…というアドバイスがあるのですが、
こういうのはやってみるといいと思いますよー!
↓ 聴いてから、試してみてください~☆
ご参考までに、アマゾンで評価高めのものです!
でも一度ちゃんと匂いを嗅いで、買いたいよね、やはり。。。
とか、
エリザベスアーデン グリーンティー セントスプレイ 100ml(並行輸入品)
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ついでに、
新聞記事から抜粋
精神科医の松本先生による毎日新聞の記事:
松本俊彦のこころと向き合う:/5 鎮痛薬適応拡大の危うさ
http://mainichi.jp/shimen/news/20150813ddm013070010000c.html より、
気になるところをピックアップしてみます。
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トヨタ女性役員による医療用麻薬の密輸騒ぎは、私には米国の薬物を巡る状況の一端を反映した出来事と感じられた。米国では医療用麻薬の乱用・依存が深刻な社会問題となっており、その主要な原因として医療機関での安易な処方がある。(1)
この件は、対岸の火事ではない。実は日本でも数年前から、医療用麻薬のモルヒネと同系統の「オピオイド系鎮痛薬」の適応拡大が進んでいるからだ。「使う薬は弱いオピオイドだから依存性がない」と楽観する人もいるが、弱オピオイドに分類される成分「コデイン」を含むせき止め薬の依存症患者を多く診てきた私からすれば、説得力を感じない。
誤解しないでほしいが、私は緩和ケアにおける医療用麻薬の重要性は十分に認識している。実際、がんの痛みを無用に我慢するのは、生活の質を下げるだけでなく、予後にだって悪影響を及ぼしかねない。だから「医療用麻薬は依存症になる」「がんの余命が短くなる」という誤解が日本で根強いのは残念に思う。(2)
しかし、腰痛や関節痛のような慢性的な痛みにオピオイド系鎮痛薬を用いるのは心配だ。痛みの慢性化には、家族との葛藤や孤独感といった心理的な問題が影響することがある(3) が、オピオイド系鎮痛薬は体の痛みにだけ効き、心理面の問題への効果はない。(4) 意外に知られていないが、この「一方で望みをかなえ、他方で裏切る」という中途半端さは、わらをもつかむ思いの患者を薬物におぼれさせる一因となる。(5)
「医師が厳格に管理すればいい」と言うのにも限界がある。処方薬乱用・依存の多くは、医師の悪意ではなく善意によって作られる。(6) 人は誰しも痛みに弱いが、実は他人の痛みにも弱いのだ。医師ならなおのこと、痛みに苦しむ患者を前にただ傍観するのは拷問に等しいだろう。痛みには客観的な指標がないだけに、苦痛の訴えに対して「何とかしなければ」という気持ちになりやすい。だが、そこで安易に増薬を繰り返せば、果てには故マイケル・ジャクソン氏のような悲劇が待っている。(7)
今回の事件を機に、この国なりのオピオイド系鎮痛薬との付き合い方を、しっかりと考えるべきだろう。(まつもと・としひこ=国立精神・神経医療研究センター部長)
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私のコメント(番号対応しています):
(1)鎮痛薬というのに限定されていますが、向精神薬と置き換えても全然読める記事です。安易な処方は日本も同じ。
(2)現代医学を否定せず、医者っぽいことも言わないといけないんだよねー立場上。
(3)家族の影響で、症状が出てくる。物理的な痛みもそうなのね。。。
(4)精神科医の文章であることを再認識し、反芻しましょう。
(5)中途半端って、いちばん良くないんです。でもその中途半端に陥れられる原因が医者という、この矛盾。
(6)善意?善意なんて言っちゃいけないよー先生。すべては金もうけでしょう。
(7)マイケルの主治医(だったっけ…)が悪いとも言えますが、マイケル自身が普段から薬にものすごく依存していたのは事実なのでしょう。麻酔薬を使用することによってでしか眠れなかったみたいで、よくよく考えるとこの状態ってすごい。(しつこいですが、眠剤じゃなくて、麻酔薬でしか眠りに入れなかったんだね。。。)
患者が痛がっているから鎮痛剤を出す。患者がしんどがっているから向精神薬を出す。これって本当に善意のある、良いお医者さんなのでしょうか?等々は自分の頭で考えましょう☆
※少々けなしてしまいましたが、松本先生は「精神科医の出す薬は、効きが悪い」と昨年のピアサポ祭りでも自ら仰っており、精神科医の中ではまだぜんぜんちゃんとされているほうだと思います。