トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

定期ミーティングのご案内 <1>


これまで、いくつかの自助グループのミーティングには参加してきて、その中でも摂食障害は抜毛癖といろいろな意味で近いところがあると思っていたこともあり、みなさんも摂食障害のグループミーティング等をのぞいてみては?とブログにも書いたりしていたのですが、両者の本質がどんなに近くても、症状自体は大きく違うので、抜毛癖当事者のためのグループミーティングは必要だなと思い始めていました。
 
ということで、今後定期的に抜毛癖のミーティングを開催していければと思います。
 
ミーティングの進め方は、断酒会とか、AAとか、ACAとか、NABAなどのグループミーティングを参考にしようと思ってます。といっても、私は個人的には12ステップは好きではないので、AAとかACAの12ステップをそのまま使おうとは思わないのですが、とりあえず、あまり決まりごとをつくらず、定期的に集まれる場所を作ろう…くらいの感覚です。

ただ、決まりごとはつくらないと書きましたが、下記2点だけは、グループミーティングの基本的なルールなので取り入れようと思っています。(自戒の意味もこめて☆)

 ◇ひとりずつ順番に話し役になり、自分の経験や現在の状況、思いなどを語る。他の者は話に傾聴する。
 ◇「言いっぱなし」「聴きっぱなし」が原則であり、感想を述べたり助言をすることは行わない。
 ※参照リンク ピアサポート - Wikipedia

 
 
前置きはこれくらいで、、、
下記、第一回目のご案内です!

=========================================
日時:6月21日(日) 15:30~17:30 途中参加、途中退室OKです。
場所:西小岩コミュニティ会館 の「集会室第一」という部屋になります。
   総武線・小岩駅から徒歩7分。アクセスはこちら
参加費:
任意献金(※断酒会は100円献金ですので、真似して、100円程度献金していただけるとありがたいです。)
※参加は抜毛当事者の方に限らせていただきます。
※参加されるにあたり予約は必要ありませんが、会の前にメールを送っておきたいという方は、trichotillomania.japan@gmail.com までお願いいたします。
=========================================
 
以上です。
そして、せっかくするからには、
やはり、月イチくらいの頻度では、しないとね……とも思っておりますので、
上記で参加できない方も、次回、次々回のご参加をお待ちしております。
 

ご参考までに、下記、NABAの自助グループの様子です。


※NABAを批判するつもりなんて、まったくないのですが、会の最後の平安の祈りとかも、私はちょっと苦手なんですよね。歌も歌わないから、安心してください。もちろんそれら効果を否定するつもりもないんですけどね……。私って少なからず食わず嫌いのところがあるもんで。。。
 

 

からげんき・そらわらい


YouTubeにアップされている一見とても明るい感じのお二人(抜毛癖の当事者の方です)をみていると、
明るくて元気そうという感想しか出てこない。ぜひ一度確認してみてください~。

 
From : レバノン共和国のMiriamさん/抜毛当事者
ツイッターはこちら⇒TrichLeb (@FreeAsMyHairLeb)


作っているはと全く思えない笑顔&明るさ!
テレビ局から抜毛癖についてインタビューされている模様。

 
===========================================

 
From : イングランド
ベッキーさんのこの動画はずっと前にも引用させていただいたのだけど、
バリカンで刈られて、普通こんなに笑えないはず、と思ってしまうのです。
この明るさが、逆に不自然。もちろん彼女も抜毛当事者。

 
 
===========================================

 

完全に私の個人的な見解ですが、
1、上記お二人のご本人の気質は、もともと明るい人なんだと思う。
2、もしくは、からげんき【空元気】そらわらい【空笑い】、が常態化しているか?
ウソでもなんでも元気出して、ウソでもなんでも笑ってなきゃやってられない状態。もしそうだとしたら、どん底の鬱よりも、こっちの状態のほうが危ないとすら思います。
 
1の(もともとの気質が明るい)場合だったら、抜毛癖って、やっぱり本人由来の症状じゃないんだなぁと確信します。本人の持っている気質は明るいのに髪を抜くのがやめられない……このパラドックス!親の影響や家庭環境が症状につながっていると言わざるを得ません。

2の場合は、ご本人はそうとう無理をしているということになると思います。
(2の場合も、親や生育環境に起因し、抜毛を発症しているところは1と同じです。)
ちょっと話はそれますが、過去に、抜毛癖の人の暗いところがとてもイヤ!というコンセプトでブログを書いていらっしゃる人がいて、それを読んだとき、私はけっこう衝撃を受けました。
まぁ、言いたいことはわかるんだけど、抜毛で気分が沈もうが、暗くなろうが、陰気になろうが、そんなもんその人の勝手だと思うのです。
 
抜毛があっても、明るく生きていきたい!その気持は重々わかります。
でも、こんなことになって、明るく生き続けるほうが無理じゃないですか?
 
今、めちゃくちゃ沈んでて、鬱になってて、暗くて、陰気で、対人恐怖で、友達もいなくて、、、という、ないないづくしの人のほうが、意外と将来は回復していきそうな気もする。底つき理論と同じかな。
無理に笑ったり、無理に明るくするって、結局自分にウソついてることになって、自分で自分を裏切っている間は、なかなか快方に向かわないような気もする。
 
かく言う私も、【そらわらい&たかわらい】がひどかった時期がありました。
そりゃもうひどかった。何が楽しいのかわからないけど、声を張り上げて笑ってた時代が確かにあった。それって、内面は虚無感に襲われている人がよくするらしいのです。
私は、今、そんな笑い方しないけどね。どうやら回復したみたい。
今、振り返ると、あんなふうに笑ってた時代は、どう考えても無理していたし、かなり病んでいたと思います。



 

 

 


本当は好きじゃない…ということに気づきたくない

 

男の人のパターン!?
どこまでもどこまでも母親を求めてしまう & 妻は母親の分身……の2本です。
両方とも終盤の加藤諦三先生のたたみかけがすごい!ひゃっはー!

 
========================= 


生い立ちでいろいろあったのだろうけど、
こういう男の人とつきあっちゃうと、しんどいだろうなーと思っちゃう(´A`。)
回答している弁護士 / 中川潤先生の歯に衣着せない感じが良い!

========================= 


こういう人生って元はと言えばこの人のせいじゃないんだろうけど、
ここから立て直すのは自分しかいないんだよね。ハァ……(´ω`。)

※12分21秒からの加藤諦三先生、恐い~。聴いてみてください!
 
本当は好きじゃないってことに気づいたら、何かが崩壊しちゃう……
 と思っているんだろうなぁ。

 
2本とも男の人ですが、女の人にも起き得るし、
親子関係でも応用できますね。ふー。
 
 

先日いただいたメール


先日、「私も親と絶縁しようと思います!」というメールをいただきました。
20代半ばの女性でした☆

ブログやって4年くらい?
「絶縁します」宣言のメールをいただくのは初めて♪
 
抜毛癖のこと、親のせいにしていいんだ!
と開眼されたようでした。

「絶縁とかしちゃって大丈夫ですか?あんまり無理しないでね~。」
とご返信したのですが、絶縁してしまっている私が言っても説得力ないか。。。
 
 
 
50代、60代、へたすりゃ70代になって初めて、
自分はACだったとか、親はどうも愛する能力がなかったんじゃないかとか、
その年代で初めて、親に関していろいろ気づく人もいらっしゃるようです。

気づくのが遅い早いは個々人、それぞれ事情もあると思うのですが、
20代でせっかく気づいたのなら、できるとこまでやっちまう…のは、かっこいいし、
若いうちに、親と丁丁発止やりあうのは良いことです。
<40代の自分 Vs. 70代の親>では、本気でやりあえないでしょ、、、たぶん。

 
例えば、もしも親が認知症になったら、死んじゃったら、
戦わずして、不戦敗で、あなたの負けは決定します。
その 戦わずして負けた感じ/戦わずして負けた感覚 って、
苦々しいものとして、自分の中に一生残りそうじゃないですか?
というのは、私の勝手な想像ですけどね。。。
(※村山由佳さんは、自ら不戦敗を認めているけど、小説家だからね。書いて、書くことによって、
バランスをとっているところが多分にあると思うので例外です!)
 

 
とにもかくにも、
メールをお送りいただいたSさん、陰ながら応援しています!!
 
 

引き算の精神で、母の日廃止。

 

 
過去記事もご参考までに。
Mother's Day: ひとりじゃないよ
フライング Mother's Day - Trichotillomania101


何もしない、むしろ引く、引き算する。
大事なことです。

アディクションの人は、足し算にしか気が回らない。
何かしなきゃ!家族の面度見なきゃ!病院行かなきゃ!などなど、、、
母の日をやめることで、何かをプラスしないと落ち着かないその精神(病的な精神?)を、振り返ってみる機会になるかも?
 
ブログは書きませんけど、言うまでもなく、
父の日もやめてみてください☆