トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

三十年の歴史の重み

 

私は、摂食障害の当事者ではありませんが、NABA(ナバ)の東京開催のイベントには、よく参加しています。

その前にNABAってなに?となりますが、日本アノレキシア(拒食症)・ブリミア(過食症)協会(Nippon Anorexia Bulimia Association)の頭文字とっており、もともと、精神科医斎藤学せんせが作った自助グループです。(今は完全に斎藤学せんせからは独立しています。)

会社の寿命は30年!などと言われることもありますが、なんでも30年継続させるのって大変なのです。
資金不足のなか、これまで必死で続けてこられたようで、先日私も30周年イベントに参加しました!

さらに詳しく知りたい人は、NABAのウェブサイトをどうぞ!

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ここから、本題。

人って、強烈な孤独に苛まれる瞬間に、医者に行こうと決意したり、処方薬に手を出したりしてしまうと思うのですが、孤独に苛まれたときの対処法の選択肢のひとつとして、NABAのテレフォンメッセージも入れてみてください!

naba1987.web.fc2.com


注意点としては、
月・水・木・金の13時~16時はスタッフの方が電話対応をされるので、
抜毛症の人は、この時間以外で電話されるのが良いかと。。。
そうすると、録音されたメッセージが聴けます!

私もさっき、11月のしけもくさんのメッセージを聴きました!

f:id:trich-japan:20171104125145p:plain

NABAのこういうところに、三十年の重みを感じます。
ぜひ聴いてみてください!

女子三大アディクション摂食障害リストカット、抜毛癖)は、
共通するところが多いので、ぜひぜひ!

#抜毛症 #オフ会


オフ会を不定期で開催しています!
次回参加してみたい!という方は、事前にメールやツイッターDM送信等をしておいていただけると、情報お送りします。また、オフ会情報のメルマガも配信しています。

 

 

薬剤性味覚障害


市販薬でも、味覚障害が起こるかもしれないけど、
症状がでるのは、ほぼ処方薬だと思うので、処方薬として計算すると、
全処方薬の約10%の薬剤で味覚障害になる可能性があるってことか。。。
(症状のでかたは個人差(体質や多剤併用も影響するかも)があるし、あくまでも可能性ですけどね。全員が全員、この10%に該当する薬を飲んでも味覚障害になるとは限らないんですよー、これが。。。でも、もしロシアンルーレットで引き当ててしまったら、間違いなく副作用が出るという世界なんです。(←このニュアンスわかっていただけますかね? うー、わかってほしいな……。)
あと、これも追記しないといけないのですが、残りの約90%の処方薬では、絶対に味覚障害が起きない!と思います?私はこれもあやしいと思っています。

味覚障害の原因となっている薬をやめたら、味覚障害も治るんでしょ!
と思われがちですし、医者や薬剤師さえ、そういうことを堂々と言います。
亜鉛サプリメントで治るよー等々……)
しかしながら、
会社で、通路はさんで、私の隣に座っているおじさんの奥様は、
長年、薬による味覚障害で大変苦労したらしく、
薬を止めたって治んないし、亜鉛サプリメントなんてまったく効かなかった!
とのことでした。

以下、
ツイッター民の方々の薬剤性味覚障害
※なんと2017年10月の投稿のみです。キーワード:「薬 味覚障害」でツイッター内検索をすると、その他もたくさんあります。

薬を止めたら、すぐに止まる人も、もちろん確かにいます!
でも、ほんとに個々人によって違う。。。


人って、だれでも、他人がどんなに失敗してても、
自分だけは、成功なり、達成なり、が、できるんじゃなかろうか、という思想を持っていると思うのですが、(正常性バイアス - Wikipediaって言うのか……)

例えば、
・世の中の結婚している人のほとんどが、結婚に失敗してるのに、自分だけは成功するんじゃないか?とか。(※自分の親をよく観察してみましょう)
・精神科や心療内科で治った人なんてほとんどいないのに、自分だけは治るんじゃないのか?とか。

かく言う私も、あらゆる場面で、そういう正常性バイアス的な思想を持ちがちな人間だったのですが、
今はもう、そういう思いはありません。
いつなんどき、ロシアンルーレットの餌食になるかわからないなと思っています。
こういうの ↓ に毎日接していると、余計に。。。

 

 

医療関連ツイートまとめ <第一弾>


病院へ行く前にぜひ!
我ながら、並々ならぬ執念を感じる。

思春期の抜毛症 親が原因のことも / 毎日新聞の記事のまとめ ②


前のエントリーから、
まず新聞記事の前編より。

毛髪胃石について触れられています。別名ラプンツェル症候群とも言われ、
命の危険すらあると、、、
でも、胃石の人(髪を食べる人)は、命の危険にさらされる前に救急車で運ばれると思うので、そこまで命の危険が!云々と、煽らなくてもいいかなーとも思います。救急車で運ばれてからは、緊急オペで、髪の毛を胃から取り出すようです。

食べないように意識しよう!と言っても、食べちゃうからしょうがなしね。
 
ただ、お腹が痛くなったときの注意点として、
救急車呼んだり、病院に駆け込むときは、勇気を出して、抜毛症で髪の毛を食べているということをちゃんと伝え、この腹痛の原因はおそらくそれかもしれないと(もちろん、胃石以外の腹痛もあるとは思うんですけどね。まぁ自分がいちばんよくわかってるよね?)、救急隊員なり医者なり看護師なりに伝えることが大事かと思います。これ伝えないと、余計な検査等で無駄に時間が経過してしまうかもしれないので。。。

というのも、毛髪胃石やラプンツェル症候群を知らない医療従事者って、けっこういると思うんですよね。(医療従事者がなんでも知ってるなんて思ったら大間違いで、あの人たちは、なんも知らない……くらいに思っててもいいかもしれない。それが医療業界にまぁまぁ長く足突っ込んでる私の実感です。)

時と場合によっては、毛髪胃石をググれ!と言ったほうがいいかもしれません。
(さすがにググれ!は半分冗談?)
毛髪胃石 - Google 検索←ググったらこんな感じ。
海外文献フェチの医者なら、
Rapunzel syndrome - Wikipediaとか、
Trichophagia - Wikipedia
お医者さんってなんも知らないのにプライドだけは高いから、これ言わないほうがいいかもしれないけど、言ったほうがいい場合もあるかもしれない、としか言えない。その状況で言えるか言えないかわかんないけど(私、髪は食べなかったことから、胃切開のオペもしてないので)かるーい感じで言ってみるのもいいかもしれません。私だったら、下手下手でプライド傷つけないように言っちゃうかも。

毛髪胃石で、胃切開したことがある人は、ご意見いただけるとありがたいです。
たぶんその人の意見や見解がいちばん正しいと思うので。
実際に、日本からの報告↓もあります。

この文献8歳女児か、、、
8歳で、上記を説明するのはやっぱ厳しいかも。。。かわいそうに。

機能不全家族ってここまでいっちゃうのよね。親は、髪抜いてるのも、髪を食べているのも、気づいてるかもしれないけど、気づかないようにしている、の成れの果て。。。

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