トリコチロマニア 101

トリコチロマニア自助グループのブログです。旧ブログは"ひとりじゃないよ"です。 email: trichotillomania.japan@gmail.com

自分のバイト先に彼氏をつれてくるアピールの謎


大学生になって初めてしたバイトはロイヤルホストのウエイトレスでした。そこには高校生のアルバイトの女の子もけっこういて、一時期自分の彼氏を客として来店させるという、儀式?イベント?のようなものが彼女たちの間で流行ったんです。

で、とうとう私もその場に居合わせることになってしまい、バイト女子の彼氏をみたんですよ。その彼氏は、何の特徴もない、とりたててかっこよくもない、というかかっこいいかかっこよくないかでいったら、明らかにかっこよくない部類の、制服の着こなしもなんだかなーってやつで、醸し出す雰囲気もけっこう微妙で、いちおう高級路線ファミレスのロイヤルホストになぜ呼べるんだ?と内心思ったほどでした。そんでその女の子は、嬉々として彼氏に給仕をするわけです。思わず、あーーー orz……って。てか、ルカ・モドリッチならまだしも(というかモドリッチなら熱狂するが。ああ、例えが極端)、なんでこんな男を見せられないといけないんだ?という単純な疑問もあった。これは現在の見解も交えた独自の見解です。(給仕する女子高生、かわいいな、、、と思う気持も辛うじて残ってますけどね、一応、私の中にもまだ。。。)

そもそも、なぜ、ここまで必死にアピールしなければならないのか?

でも、これに似たことって、SNSまっさかりの昨今、普通にネットでもみるようになったんです。

奇行は不安の裏返し(さっき道すがら思いついた名言 by 筆者)と言いますが、ツイッターで彼氏のこと言ってないと落ち着かないとか、セックス・ライフ(性生活)を赤裸々に語るとか(奇行以外のなにものでもないと思うのだが……)、彼氏のことを常に「彼氏さん」と呼ぶとか(なぜゆえに「さん」付けなのか?)、もう彼氏について言ってないと語ってないと気が済まない!というところでしょうか。

私が目にしてしまうそれらの媒体は、必然的に、いわゆるアディクションや依存症の方が多いので、ああそうかと、リンクしちゃうなと、自分勝手極まりない&他人にとっては害悪極まりない分析をしてしまいそうになります。

それに、そこまで言うなら、私に1ミリでもいいからうらやましいって思わせてみなよ~、とも思いますが、なぜか私の心にはあまり響きません。セックス・ライフ(性生活)にいたってはよくこんなこと書くよな!と思うけど、私だけが時代に取り残されてしまったのでしょうか?
読むと吐きそうになるくらい心抉られるのは、さすがアディクションの人の文章ってことで、別の意味でも感心するし。

配偶者は新しい母親と、斎藤学先生は言いましたが、彼氏についても、要は「新しい母親」なわけで、彼氏彼氏、つまり、お母さんお母さんと、熱狂している人たちをみるのは、個人的にどうしてもしんどいんです。(お前(=私のことね)がしんどいのはどうでもいいし、こっちには関係ないし、と思われるのは重々承知)だからがんばって見ないようにはしてる。

 
フォロワーをうらやましいと思わせるためにやってんじゃねーよ!的な見解があるのかもしれませんが、くだんのロイホの件とどうしても重なってしまうのです。また、彼氏がいてハッピーなはずのその人自身にもなぜかすごい闇を感じる。

ということで、いちばんウザい系のエントリーでした~!
たまると精神的によくないので、勝手ながら書いてしまいました。

奇行は不安の裏返し(さっき道すがら思いついた名言 by 筆者)
ベリー・ナイス!と自画自賛でもしとこうっと。


外からみると「よいお家」

 
 
摂食障害自助グループ:NABA(ナバ)共同代表の鶴田桃エさんのウェブ記事をみつけました。共感できるところがたくさんあると思うので、シェアさせていただきます

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下記、冒頭部分です!

 



辰巳渚さんの訃報

 

辰巳渚さんがお亡くなりになったというニュースをききました。著作をみると、家事や片づけの方法をみんなに伝える!という立場で活動されていたようにみえますが、この方は、親子関係についても深く理解されているのだと、私は勝手にそう思っていました。親がダメだと、必然的に子どももダメになってしまう(←こうやって書くと身も蓋もないけど……)、という親子関係の本質を理解されていたように思います。でも、本を書く上でそんなことはストレートに書けないので、下記のような著作で親を指導するのではなく、子どもに直接働きかけるということもされていたのかなと。(もちろん親が読めるような本も書いていらっしゃいますが……)

機能不全の家庭で育つと、恐ろしいくらい基本的なことをすっとばして、大人になってしまいます。私も、自分のこととして、日々実感しています。でも、今となってはもうしょうがないから、本でも読んで、本来親が教えてくれるはずだったことを勉強して、キャッチアップしてききましょう。


 その前に、機能不全の家庭で育つということ。の一例。

f:id:trich-japan:20180628214126j:plain心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社+α文庫)  より



以下、辰巳渚さんの本です。図書館にもあるかもしれないし、キンドルでダウンロードもできるみたいです。
最初から、書かれていること全部を完璧に吸収しようとするのではなく、こんなこと知らなかったわー!と思うものから、取り入れていくといいと思います。

いつもこういうときどうするんだっけ 自立の教科書
 
わたしがおとなになったら 自立のすすめ マイルール
 
マイルール 自立のすすめ

マイルール 自立のすすめ

 
大人になってこまらない マンガで身につく マナーと礼儀

大人になってこまらない マンガで身につく マナーと礼儀

大人になってこまらない マンガで身につく 整理整頓

大人になってこまらない マンガで身につく 整理整頓

 


辰巳渚さんのご冥福をお祈り申し上げます。
 
 

『女子をこじらせて』からの脱出


アマゾン・エコー・ドットが激安で、ラジオを聞きたくて、結局買っちゃったのですが、(あーあ、アマゾンの思うつぼ、やだなー😩)なんと、キンドルの本も読み上げてくれるのですキンドル積読本もたくさんあるの)。それで、エコーの機械的な声で、たまたま、これ↓聞いちゃって、ぞっとしました。エッジきいてるふうの人たちですらも、こんなにもふつうのことしか言えないんだなーと。

ーーアレクサによる読み上げでぞっとした部分ーー
雨宮:
 さっき「長女」っていう話が出たけど、自分のまわりでこじらせてる人ってたいてい厳しい家で育っていて、自分を振り返っても、がんばっても「もっとがんばらなきゃダメだ」としか言われないことで自己否定感が強くなったのかな〜と思わないこともない。けど、もう三十代も半ばになって今さら「親の教育が〜」とか、親のせいにするのもろくでもないと思うの。
久保: こじらせてる人って、みんな親のせいにはしてないと思う。厳しい親だったかもしれないけど、育児放棄されたわけでも暴力ふるわれたわけでもないじゃん。だからやっぱり親のせいじゃなくて「自分は自分でダメになったんだ!」と思うよ!
雨宮: 自分は自分でダメになった……(笑)。キツいわ〜。
女子をこじらせて』(雨宮まみ 著)より
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なんか、久保ミツロウさんと雨宮まみさんのこの対談、全部じゃないけど、部分的にかなりキツイ!機械的な声で聞くと、キツさが1000倍くらいになるような感じがする。

対談の中の親うんぬんについての私の感想は、「はいはい~、常套句常套句、みーんなこれ言うよねー」ってやつなんですが、久保ミツロウさんも、雨宮まみさんも、おそらくアダルト・チャイルド(AC)関連の情報をどこかで聞きかじって、本格的に勉強する気にもなれず、親のせいにすることを全否定!という感じなのかな?と想像します。私による、いいかげんな分析だけど。
でも、あちら側からすると、「最近、親のせいにする人多いよね~」という感じなのでしょう。

そして、親のせいにできなかった雨宮まみさんは自殺してしまった。この久保ミツロウさんの言葉:「自分は自分でダメになった」という定義、そうとうきついなと私は思います。子どものときからずーっと、自罰的な感情を抱えて育ってきた人に、まだ、自分のせいにしろというんだなーと……。
もちろん久保ミツロウさんのこの言葉のせいで、雨宮まみは死んでしまったのよー!なんてことは思いませんが、親のせい、親が起因で、死んじゃったんだろうな、とは容易に想像できてしまう。

ACは危険思想、と信田さよ子先生は言った。
そのとおりだと思う。危険思想だから、多くの人が避けてしまうのです。

過去記事もぜひ!

女子をこじらせて (幻冬舎文庫)

女子をこじらせて (幻冬舎文庫)

 
重すぎる母、無関心な父 (静山社文庫)

重すぎる母、無関心な父 (静山社文庫)

 
アダルト・チルドレンという物語 (文春文庫)

アダルト・チルドレンという物語 (文春文庫)

 

 
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どっちが本当の自分?


上記のツイートを言い換えて、引用すると、
あなたの衝動 ⇒ 抜毛症と言い換えることができると、
そして、
①髪を抜くあなた(=抜毛症のあなた)
②抜毛症を抑えることに必死なあなた
に分けることができて、
あなたが本当の自分と思っているのは、②の症状を抑えることに必死な自分ということになります。

ですが、例えば、数年~10年超と、髪を抜いている方もいらっしゃいます。
その場合、冷静に考えると、①も、本当の自分と言えなくはないでしょうか?
長い間、髪を抜いているけれども、それは本当の自分じゃない!とするのはかなり無理があるように思います。否定し続けるのも、疲れますしね。

もし、今、①を本当の自分とするのに、抵抗があるのなら、
①と②の両方が、本当の自分というところから始められてもいいと思います。
①の自分も、自分なのだと(しぶしぶ)認めるというところからやってみる。
どんな人にも、2面性があるしな!というところから、始めるのもありです。

①の自分も(無視したり、蔑ろにしたり、イジメたりせずに)
大事にしてね~。
ということ、まとめると。

 
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