抜毛症の丸刈りは、尼の剃髪の覚悟を超える(と思う)
イギリス在住、抜毛当事者の有名人であるベッキーさん(BBCにも出演)が、これまで何度も丸刈りにしているらしく、そのつど動画も公開されているようなので、リンクを集めてみました。
そのまえに、ベッキーさんについてはこちら ↓
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ということで、ざっと4本
これがいちばん最初の動画だと思う。
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上の動画では笑ってるけど、こっちは悲しそう。
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ここでは、毎週月曜にバリカンで髪を刈ってると言ってる。そんな頻度で!?
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これは丸刈りではない。自分でこれできるってすごいね。
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なんてまわりの人には伝わりにくい症状なんだ!!!と、動画をあらためてチェックしてみても、そう思う。
だって、現象としては、自分で髪を抜いてます → (まだらになったので)丸刈りにしました!というだけで、やってることはシンプルすぎて、当事者の心中はなかなか伝わらない。
私個人としては、もちろん、抜毛症の人の丸刈りのほうにシンパシーを抱きますが、世間一般的には、瀬戸内寂聴さんの出家・剃髪や、源氏物語の藤壺(光源氏の初恋相手)の出家(藤壺は髪は切るが剃髪はしない)のほうが、よほどドラマチックに見えてしまうのはなぜなの?
ま、周囲にぜったいにわかってもらわなければならない、ということもないのです。ですが、周囲にわかってもらえない分、自分だけは、この抜毛というアディクションの本質を理解しておきたいところではあります。(そのためには、他の記事も読んでくださいね~☆彡)
抜毛症ではなく、脱毛症のはなし
深澤真紀さんの話は、面白くてわかりやすいので、よく動画サイト等でもチェックしているのですが、脱毛症だったんだ。全然知らなかった。詳細は下記リンクで。
深澤真紀×眞鍋かをり×大竹まこと:脱毛症とカツラと差別意識 - YouTube
抜毛症と脱毛症。共通するところは、あるような、ないような。。。
そっか、脱毛症って、免疫が原因の場合もあるのね。(もちろんストレスが原因のこともあるようですが……。)
一方、抜毛症は、依存症であり、アディクションであり、嗜癖であり、一応DSMにも入っている精神疾患となるので、抜毛症は免疫の疾患ではありません。しかしながら、何か参考になるかもしれないので、リンクを貼りました。
わたし的には、ぶっちゃけ、今となっては、精神科医が勝手にカテゴライズするDSMについては、どうでもいいわ、、、という感じになりつつあります。このエントリーを書いたときとかなり温度差がある。今はDSMなんて、ほんとにどうでもいいです。
深澤真紀さんが、帽子に毛がついているウィッグの話をされていたので、もうすでに持っている人もいるかもしれないけれど、ネットで探してみました。
アクアドールの髪付き帽子|医療用ウィッグなら高品質&低価格のウィッグ専門店アクアドールへ。
以下、ホームページよりそのまま抜粋しました。
・フルウィッグと比べ締め付けがないため、楽に使える
・帽子のようにパッと被るように着ければ、スタイルが決まる
・留守番中に急な来客や、宅配受け取りの際にも、帽子を被るように簡単にスタイルを整えられる
・お家でもリラックスタイムにも締め付け感の少ないゴム素材の作りで、心も体もリラックスできる
他にもあったよ!
【楽天市場】帽子(ウィッグ・つけ毛|バッグ・小物・ブランド雑貨)の通販
こんなコラムもありました。
厄落とし、憑き物落とし
前回続き。
歩こう!
なんてことをご提案すると、いよいよ、とち狂ったか?とか、ナチュラリスト・キ〇ガイ!なんてことを言われそうですが、四国のお遍路さんもロングトレイルと考えると、おそらく昔から、人は、長い道のりを歩いてたんですよね。そもそも、移動手段は徒歩しかなかったわけですし。。。
仏教のお遍路、キリスト教の巡礼道、などの宗教的なロングトレイルについては、全然詳しくないのですが、おそらくそれらの道を歩く理由って、「厄落とし」や「憑き物落とし」だったと思うのです。
ですので、
厄=抜毛症や家族?
憑き物=抜毛症や家族?
ということになると思うので、ぴったりだと思います。
四国のお遍路の全長は1100~1400キロらしいので(なんでこんなに幅があるの?)
私に会うまでの1600キロと近い!(誤差が200~500キロというのもすごいですが…)
私に会うためには、1000キロ越えは当たり前なのかもしれません。
←お遍路グッズ@アマゾン
私は、近々、熊野古道に行こうと思っています。
こういうの見てると挑戦したくなりますね。
「自然」という状態に戻るには
前回の続き。
自然でない環境で育つ
↓
自然でない行いに発展 (=抜毛症 発症)
↓
自然でない混乱を生む ( ← イマココ???その① )
↓
自然でない混乱の中で、自然でない薬に手を出す( ← イマココ???その② )
ここまで不自然な人が、自然回帰なるものを、自然にできるか?
それはかなり難しいと思います。
自然に、、、ではなく、
かなり意識しないと、自然に戻ることはできないかもしれません。
自然に戻るには?
単純ですが、自然の中に行くしかないと思います。
そこで、いくつか自然に戻る方法を考えました。
① 歩く
② 呼吸する(吸うほうメインではなく、吐くほうに重点をおく)
③ ファームステイ
④ 源泉かけ流しの温泉
⑤ 乗馬
⑥ 滝行
詳細は以下に。
①手始めに家の周囲を少し歩くだけでもいいかもしれない。できれば林や森の中がいいのでしょうが、私のまわりに残念ながら林も森もないです。もし近くに林などあれば、そこを歩いてみてください。
また、別の切り口で、旅行もかねて熊野古道を歩いてみるとか、あと、ロング・トレイルを歩くのもひとつの方法かと思います。ロング・トレイルと言えば、なんと言っても、映画『わたしに会うまでの1600キロ』です。原題はそのまんま『WILD』。パシフィック・クレスト・トレイルを約1000マイル(つまり約1600キロ)歩いた女性の実話を元にした映画です。
自然に自然回帰なんてできない。ここまでしないと自然と一体化することはできない。ここまでしないと私には会えない。というのがよく描かれている映画かと。これやったら治ると思うよーと、ゲンキンなことをついつい言ってしまいそうになります。
ソローのこの本も気になる。読んでないけど。
②呼吸については、今、私がカルチャーセンターにてクラスを受講中なので、ついついおすすめしてしまう。加藤俊朗先生(がカルチャーセンターの私の先生)の話を聞くと、これみんなやったほうがいいんじゃないの?と思います。まずは本から入ってみるのもいいかもしれません。
③については、自然の中に行くという目的もありますが、自分の家族と離れてみるひとつの方法としていいかもしれない。北海道 ファームステイ - Google 検索
④ポイントは、絶対に源泉かけ流しです。循環ろ過の温泉は"まがいもの"で自然ではないので、事前によく調べましょう!♨
⑤動物とふれあうのはいいと思う。うちのねこちんも生まれたときから家猫ですが、野生の部分が多く残っていて、観察していると、いろいろ参考になります。
乗馬については、安冨先生がホースセラピーをお勧めしていたので、これもいいかもしれないです。
⑥そのまんま、滝行です!
なんでもそうですが、1回こっきりではなく、続けていくのが大事なのかなと。
ただし、ロング・トレイルは、そうそう繰り返しできるものではないと思います。その1回こっきりで、続けざるを得ない環境に無理やり放り込まれるといった感じかな?だから、効率がいいと思うんですよね。医者にいくより、よっぽどいいと思う。でも、映画に触発されて、「パシフィック・クレスト・トレイルを、私も歩きます!」となっても、絶対に無事に日本に帰ってきてね~。日本に無事帰国して完結するので。